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NATSUKO SAKURAI NEWS

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-カッチ- 活躍する日本人女性

今回の旅、アーメダバード~カッチ~ジャイプール~を通して唯一出会った日本人。
金谷美和さん。

カッチの村めぐりの中で何度か聞いた彼女の名前。
「ミワは知っているか?」
そして前回ご紹介したブロックプリントの工房で彼女の著書にも出会う。
日本に帰ったら彼女の本を読もう。
そんな事を考えながらカッチのゲストハウスを旅立つ直前、久々の日本人の姿に感激し
話しかけたその人が金谷美和さんだったのです!

金谷美和さんは京都大学で美術史を学ばれた人間、環境学の博士。
私がブロックプリントの工房で親方に見せてもらった彼女の著書、
『布がつくる社会関係-インド絞り染め布とムスリム職人の民族誌-』
カッチでの一年間による現地調査とその後数回にわたる滞在によって書かれた一冊。

日本に帰って早速読みました。
私の素朴な疑問、
「布関係はなんでムスリム(イスラム教徒)の人ばかりなんだろう?」
「ムスリム女性の黒装束とヒンディー女性が頭に被っている布は意味が違うのかな?」
「どうやって商売してるんだろう?」
「一日にどれくらい働いてるんだろう?」

から、
インドの手工芸と国家や行政の関わり。
カーストと職業の複雑な構成。

など等。
やはり訪れた場所だけあって
「そうだったのか!そうだったのね!」
と、本を片手に何度頷いた事でしょう。

英語のほとんど通じないカッチ。
本当に体当たりの研究だったと思います。
金谷博士は今でも時間を作ってはカッチを訪れ
研究を続けているそうです。

又、インド手工芸に興味のわいた方は
美しい写真も楽しめる金谷博士の共著
「インド刺繍布のきらめき」がおすすめです!

こちらは京都国立民族博物館で展示もされています。
私もチャンスがあればぜひ見に行こうと思っています。

金谷博士をはじめとするこういった研究や活動が
インドの手工芸を広め守っていく事につながります。
同じ日本人として誇りです!
by ns-bijoux | 2009-01-09 09:05 | インドのお土産話
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